走水水源地
走水水源地は、神奈川県横須賀市の、京急本線の馬堀海岸駅より東へ徒歩20分の地に位置する近代化遺産。
明治9年、横須賀製鉄所の用水として整備されたのが始めの水道施設で、それに続く横須賀軍港水道時代に建造された浄水地と貯水池が残り、国の文化財に登録されている。
煉瓦造貯水池は明治35年竣工。国登録有形文化財。一般道沿いにある。
『新横須賀市史』によると、これは地下にある集水渠の人孔(点検用の穴)。石造で明治35年竣工。煉瓦造貯水池の少し西にある。
煉瓦造貯水池の少し東にも似たような構造物がある。
浄水池は明治41年竣工。国登録有形文化財。敷地内にあり通常は見えないが、桜の季節には公開される。
現在は桜の季節にしか開放されないが、2021年秋に公園化し開放される予定。