浦賀レンガドック
浦賀レンガドックは、神奈川県横須賀市の、京急本線の浦賀駅より南へ徒歩8分の地に位置する近代化遺産。
浦賀船渠株式会社(住友重機械工業の前身の一つ)のドライドックとして明治32年竣工し、平成15年閉鎖、令和3年に市に寄贈された。
日本では現存唯一の煉瓦造ドライドックで、通常は非公開だがイベント等で公開される。
ドックは明治32年竣工。写真は2022年のもので、底にはイベント用の仮設ステージが設営されている。
仮設ステージの無い状態。なお、背後に写っている建物群(機関工場やポンプ室)は現存しない。
底に並ぶ盤木(船を支える土台)はRC造のブロックの上に堅木を載せた構造で、船の形状により配置が変更される。
7tジブクレーンは昭和20年設置。
水のトンネル
浦賀には、浦賀レンガドックに引かれた工業用水の導水坑の出口(通称・水のトンネル)も残る。
水のトンネル
神奈川県横須賀市東浦賀1-10-17 地図