成田山川越別院(本行院)
成田山川越別院(本行院)は、埼玉県川越市の、西武新宿線の本川越駅より北東へ徒歩14分、またはJR川越線・東武東上線の川越駅より北東へ徒歩22分の地に位置する、真言宗智山派の寺院。
幕末の嘉永6年(1853年)、廃寺であった本行院を再興する形で開山。明治10年には成田山本行院と称し、成田山新勝寺の最初の別院となった。
山門は大正14年建立。
本堂は昭和8年建立。
本尊は不動明王。
絵馬堂と連結された大師堂には宗祖・弘法大師空海を中心に、興教大師と理源大師を併せ祀る。
社殿の両壁面には彫刻が施されている。
福寿殿は恵比須天を祀る。
土蔵造の開山堂は当寺の開祖・石川照温上人を祀る。
鐘楼は明治25年建立。かつては袴腰の鐘楼であったが、近年、下部が改築された。
亀の池には結七福弁財天が祀られている。
北門は19世紀中期の建立。
年中行事
主な年中行事としては、毎年11月23日には火渡り柴灯護摩が行われる。また正月の初詣や2月3日の節分豆まきにも多くの人出がある。