千方神社
千方(ちかた)神社は、埼玉県加須市の、東武伊勢崎線の加須駅より東へ徒歩3分の地に位置する、旧加須村の鎮守。
創建年代は不詳だが、藤原秀郷(俵藤太)の六男で下野鎮守府将軍であった修理太夫藤原千方が当地を治め善政を敷いた功を讃え、鎮守千方神として祀られたものと伝える。ただし藤原千方は現在も祀られているものの、主祭神は興玉命(猿田彦命)となっている。
社殿は拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造で、大正7年建立。
富士塚と若干離れて浅間神社の小祠も立つ。
八坂神社は、拝殿右側の回廊下を潜って、北参道鳥居の脇に立つ。
これら以外の境内社としては、稲荷神社がある。
加須市中心部には他に光明寺や龍蔵寺・諏訪神社などがある。