大和田氷川神社
大和田氷川神社は、埼玉県新座市の、JR武蔵野線の新座駅より北へ徒歩20分の地に位置する、大和田村の鎮守。
延暦21年(802年)創建。
江戸時代に建立された本殿の壁面には、市の文化財に指定された彫刻が嵌め込まれている。
祭礼においてお囃子が奏される舞台。
本殿は1803年建立。胴に嵌め込まれた彫刻は1816年頃の作で新座市指定有形文化財。
熊野神社の本殿は1793年建立。
中野村の鎮守で現・西武台高校の地にあったが、明治42年に現在地へと遷座。
境内社・榛名神社も壁面に彫刻が多用されているが、彫刻は良く見えない。
夏祭り
当社の例祭日は毎年7月15日であり、その神幸祭にあわせて7月の最終金曜・土曜日に催される夏祭りは「はだか神輿」で知られる。これは別名「荒れ神輿」とも呼ばれ、白褌・白足袋・白腹巻の若衆たちが、独特の担ぎ方をしながら神輿を担ぐもので、新座市指定無形民俗文化財となっている。
またこの夏祭りでは大和田囃子も奉納されるが、これは江戸末期に伝わったもので、新座市指定無形文化財。
明治維新時の神仏分離まで、近くにある普光明寺が当社の別当寺であった。