睡足軒の森
睡足軒(すいそくけん)の森は、埼玉県新座市の、JR武蔵野線の新座駅より南へ徒歩29分の地に位置する古民家。
財界人・茶人の松永安左エ門(耳庵)が営んだ別邸が、隣接する平林寺に昭和47年に寄贈されてその塔頭となり、さらに新座市へ無償貸与され現在は一般公開されている。
睡足軒は、飛騨高山の江戸後期の民家を、松永安左エ門が昭和13年に移築したもの。国登録有形文化財。
南側には庭門があってそこから先は入れず、覗くことができるのみ。
周囲の敷地は国指定天然記念物「平林寺境内林」の一画で、武蔵野の雑木林の面影を残す。