瀬崎浅間神社
瀬崎浅間神社は、埼玉県草加市の、東武スカイツリーラインの谷塚駅(東京より埼玉に入った最初の駅)より東へ徒歩4分の地に位置する、旧瀬崎村の鎮守。
創建年代は不詳だが、かつては瀬崎の中央に鎮座していた。江戸初期の寛永4年(1627年)、善福寺(現在当社の近隣にある)が創建された際に、その鎮守として現在地に遷座した。
壁面に彫刻の嵌め込まれた本殿は市の文化財に指定されている。
拝殿は18世紀後期の建立。
拝殿内の各種絵馬は例大祭などの機会に覗うことができる。
本殿は江戸末期の1842年建立で、草加市指定有形文化財。壁面四面に彫刻が施されているが、覆屋内にあり観察は難しい。
神楽殿は昭和3年建立。
富士塚は大正5年築造。
境内の一角には小規模な庭園も整備されている。
浅間祭
瀬崎浅間神社の例大祭は別名「浅間祭」と称し、東京の浅間社や富士塚の山開き祭に良く見られる、6月第一土日曜日に執り行われる。この祭礼は山開き祭としては比較的大きく、多数の露店が出店するほか、宮神輿も渡御する。この行事に関する詳細は「瀬崎浅間神社 浅間祭」の記事を参照。
谷塚駅付近には他に宝持院がある。