観音寺
観音寺は、埼玉県戸田市の、JR埼京線の戸田駅より南西へ徒歩13分の地に位置する、真言宗智山派の寺院。正式には龍宝山愛染院観音寺。
室町時代の永徳3年(1383年)、戸田城主・桃井播磨守が娘の病の治癒を願って観音に祈ると、その夜に霊夢を見て娘の病は快癒したので当寺を創建したと伝える。また室町末期の創建とも伝える。
仁王門と長屋門が並び立つ先の境内には池も整備されるなど、境内は美しく整えられている。
表参道の鉄門からの様子。この門は通常は閉じられているため、境内東側の通用門から入る。
仁王門と長屋門が並び立つ。仁王門の先には本堂が、長屋門の先には庫裏がある。
仁王門(山門)は江戸中期の1716年建立。
本堂は明治13年建立。本尊は如意輪観音。
当寺の他の近代和風建築としては、昭和3年建立の鐘楼がある。
阿弥陀堂は昭和53年建立。
近くには妙顕寺がある。