妙顕寺
妙顕寺は、埼玉県戸田市の、JR埼京線の戸田駅より南西へ徒歩19分の地に位置する、日蓮宗の寺院。正式には長誓山安立院妙顕寺。
鎌倉時代の文永8年(1271年)、佐渡へ流される途次の日蓮が新倉(和光市内)を通るとき、新倉領主・隅田時光にその妻の安産の護符を授け、無事に出産できた。ゆえに時光は日蓮に帰依し、弘安4年(1281年)に出家して新倉に妙典寺と妙蓮寺(廃寺)、新曽に当寺を創建したと伝え(妙顕寺も当初は新倉にあったが至徳元年(1384年)に現在地へ移転したとの伝もある)、三妙三長ノ道場と称された。
境内は整っている。
戦前の写真に写っているので少なくともその当時からある。
本堂は昭和46年建立。
近くには観音寺がある。