長円寺
長円寺は、東京都足立区の、北千住駅(JR常磐線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレス、東京メトロ日比谷線・千代田線が乗り入れ)より徒歩5分の地に位置する、新義真言宗の寺院。正式には月松山照光院長円寺。
千住の宿場町にある。
江戸初期の寛永4年(1627年)創建で、古くは長延寺と称した。境内には四国八十八箇所の石碑が林立する。
山門は明治2年建立。左側にあるのは魚藍観音堂とめやみ地蔵堂。
本堂は江戸末期の1860年改築。
四国八十八箇所札所毛彫石碑群は明治元年の造立。
魚藍観音堂には四丁目氷川神社の本地仏を安置。
めやみ地蔵堂は石蔵造。表通りに面している正面側には、眼の絵馬が奉納されている。
長円寺は明治の神仏分離まで、近くの四丁目氷川神社の別当寺を務めていた。