円通寺
円通寺は、東京都荒川区の、JR常磐線・東京メトロ日比谷線・つくばエクスプレスの南千住駅より徒歩7分、または都電荒川線三ノ輪橋駅より徒歩4分の地に位置する曹洞宗の寺院。
奈良時代の延暦10年(791年)、坂上田村麻呂が創建。源義家が再興。
彰義隊士墓所があり、その縁で上野戦争の弾痕が残る旧寛永寺黒門が移築されている。
旧寛永寺黒門は明治40年に移築。荒川区指定有形文化財。慶応4年(1868年)の上野戦争の弾痕が残る。
1772年に建造されたものとする文献があるが、他書には見えず真偽は不明。
旧寛永寺黒門の背後には石碑が林立するが、これれは主に明治の中期から後期にかけて、旧幕臣が彰義隊を追悼して立てたもの。奥には彰義隊戦士の墓がある。
首塚は、源義家が奥州征討の際、逆賊らの首級48個をこの地に埋めて築いたと伝える。その上に石造七重塔が立つ。
少し北に行けば、素盞雄神社がある。