国柱会 申孝園
国柱会は、東京都江戸川区の一之江の、都営新宿線一之江駅より徒歩10分の位置にある、明治17年(1884年)に発足した日蓮宗系の在家教団で、宮沢賢治が在籍したことで知られる。
「国柱」は「われ日本の柱とならん」との日蓮の誓願より、「申孝」は神武天皇の「天神を祀り、もって大孝を申べん」との誓願よりとったもの。
一帯には、国柱会申孝園のほか、長勝寺、妙覚寺、感応寺といった、境内の整った寺が、まとまって存在する。
中心に宝塔が立つ妙宗大霊廟は、昭和3年建造。法華経を表現したもので、世界初の一塔合安式の墓だという。