都立水元公園
水元公園は、東京都葛飾区の、JR常磐線・京成金町線の金町駅の東北に位置する都立の水郷公園。昭和40年開園。
広大な敷地には、大規模な花菖蒲園やハス池、桜並木、メタセコイアの森があるほか、都の天然記念物であるオニバスも保存されている。また江戸前金魚の飼育・展示施設もある。
対岸は埼玉県三郷市で、埼玉県立みさと公園が整備されている。
桜
水元公園の外周を走る車道沿いに、染井吉野の並木が植栽されている。
花菖蒲
水元公園の菖蒲園は、約100品種14000本が咲く東京最大のもので、都内では明治神宮の御苑とともに代表的な存在。
7月頃の見頃の時期には、区内の堀切菖蒲園とともに菖蒲まつりが開かれる。時期的にアジサイの見頃とも重なる。
蓮
園内のハス池では7~8月頃に蓮が見頃となる。
オニバスとアサザ
7月上旬から9月初旬にかけ、オニバスが保護されているオニバス池と、アサザが保護されているごんぱち池が公開され、開花しているのを見ることができる。
ともに東京都内唯一の自生地で、特にオニバスは東京都指定天然記念物。
彼岸花
9月頃には、花菖蒲田の北端付近にある「ヒガンバナの丘」に、ある程度まとまって彼岸花が咲く。
メタセコイアの森
12月上旬には、約1500本植えられたメタセコイアが紅葉する。
葛飾区金魚展示場
葛飾区金魚展示場は旧水産試験場を引き継いだもので、江戸前金魚と呼ばれる江戸茜・江戸錦など24種約1000匹の金魚が飼育・展示されている。