西音寺
西音寺(さいおんじ)は、東京都北区の、JR京浜東北線の東十条駅北口より北へ徒歩3分の地に位置する、真言宗智山派の寺院。正式には無量山龍谷院西音寺。
室町時代の文明年間(1469年-1486年)の創建。
山門内は進入禁止だが、山門の外から、美しく整えられた前庭や江戸期の本堂、昭和初期の洋館などがうかがえる。
観音堂は江戸後期の建立。
山門は江戸後期の建立。
山門から先は進入禁止。以下は、山門の外からうかがえる境内の様子。
本堂は江戸中期の1712年建立で、向拝と裏堂が明治40年に増築された(裏堂は当然見えない)。
檀徒会館は昭和5年に和光学園の園舎として竣工。
和光学園は、大正10年に住職が開校した日曜学校。
鐘楼は、神仏分離時に、王子神社より鐘楼。
明治維新時の神仏分離まで、当寺は十条八雲神社(北区中十条3-33)の別当寺であった。