猿江神社
猿江神社は、東京都江東区の、東京メトロ半蔵門線または都営新宿線の住吉駅より南西へ7分の地に位置する鎮守社。
創建年代は不詳。康平年間(1058-1065年)、源頼義の奥州征伐の時、家臣の猿藤太なる武士が当地の入江で死んでいたのを、地元民が葬り当社の境内に塚を建てたのが地名の猿江の由縁と伝える。
かつては猿江稲荷神社という名だったが、昭和21年に伊勢大御神を合祀して社名を猿江神社と改めた。
第二次大戦前に建造された鉄筋コンクリート造の社殿などの建築群が一式残る(戦前のコンクリート社殿が一式残る神社はあまり多くない)。
境内社には、藤森稲荷神社、馬頭観音社、北向稲荷神社がある。
例大祭
猿江神社の例大祭は、三年に一度の式年大祭(本祭)は8月第一土曜日、それ以外の年は8月14日に行われる。式年大祭の年には神幸祭が行われる。
この行事に関する詳細は「猿江神社 例大祭」の記事を参照。
明治の神仏分離令までは、妙寿寺(関東大震災後に世田谷区に移転)が当社の別当寺であった。