妙寿寺
妙寿寺は、世田谷区の、京王線の千歳烏山駅より北へ徒歩19分の地に位置する、法華宗本門流の寺院。烏山寺町の一角にある。
江戸初期の寛永8年(1631年)、妙感寺として台東区池之端に創建。寛文2年(1662年)に江東区猿江に移転した際に妙情寺と改め、更に後に妙寿寺に改称。現在地へは関東大震災罹災後の昭和4年に移転した。
客殿は、烏山移転に際して麻布の旧肥前蓮池藩主鍋島子爵邸から移築したもの。
客殿は麻布にあった肥前蓮池藩(佐賀藩の子藩)の旧藩主家鍋島子爵邸から移築したもので、世田谷区指定有形文化財。
本堂は戦後の鉄筋コンクリート建築。
明治の神仏分離令まで、妙寿寺は猿江神社の別当寺であった。