慶應義塾大学 三田キャンパス の近代建築
慶応義塾大学三田キャンパスは、東京都港区の、JR山手線の田町駅、または都営三田線・浅草線の三田駅より北西へ徒歩7分の地にある。
敷地には名建築が何棟かあり、特に図書館旧館と三田演説館は国指定重要文化財。
その他、戦前の校舎としは、大正15年竣工の塾監局、昭和12年竣工の第一校舎といった鉄筋コンクリート校舎があるほか、大正2年建立の「幻の門」が場所を移して保存されている。
国指定重要文化財の三田演説館は明治8年建造で、ナマコ壁の擬洋風建築。日本最初の演説会堂。
国指定重要文化財の図書館旧館は、明治45年建造のゴシック建築。設計は曾禰達蔵と中條精一郎。美麗なレンガ建築である。
塾監局は大正15年建造。
第一校舎は昭和12年建造。旧大学部校舎。
「幻の門」は旧正門。大正2年建立の石造の門で、当初の場所から移され保存されている。
建築家谷口吉郎と彫刻家イサム・ノグチのコラボレーションで昭和26年に建設された新萬来舎は平成15年に解体されたが、それを継承したもの。
三田メディアセンター(図書館新館)は槇文彦の設計で1982年竣工。
大学院の校舎は槇文彦の設計で1985年竣工。