国際文化会館
国際文化会館は、東京都港区の、東京メトロ南北線・都営大江戸線の麻布十番駅より北西へ徒歩5分の地にある。
六本木にあるの敷地は、江戸時代は讃岐多度津藩主京極家の江戸屋敷跡で、明治以降は幾度か変遷があった後に、三菱財閥総帥だった岩崎小彌太の邸宅となる。この岩崎邸時代の昭和5年、著名な庭師である植治が日本庭園を整備した。戦後、非営利の民間団体である国際文化会館が設立され、昭和30年に前川國男・坂倉準三・吉村順三の共同設計で現在の旧館が建造された。この旧館は著名な建物で、国登録有形文化財となっている。