旧新橋停車場復元駅舎
旧新橋停車場復元駅舎は、東京都港区の、都営大江戸線の汐留駅より北へ徒歩3分に位置する新橋停車場跡にRC造で平成15年にレプリカ復元された、明治5年開業当時の駅舎。新橋停車場は日本最初のターミナル駅で、駅舎は明治4年12月に完成した。
大正3年に新設された東京駅が旅客ターミナルとなると烏森駅が新橋駅と改称し名称を引き継ぎ、新橋停車場は汐留駅と改称して貨物専用駅となった。開業時の駅舎は大正12年の関東大震災で焼失し、また汐留駅も昭和61年に廃止となった。
停車場跡は国指定史跡であり、復元駅舎内には鉄道歴史展示室が設けられ無料公開されているが写真撮影不可。
プラットフォームは当時の盛土式石積みで再現。
0哩(ゼロマイル)標識は、明治3年に測量の起点となる第一杭が打たれた地点で、昭和11年に日本の鉄道の発祥地として0哩標識と3mの軌道が復元された。