久が原東部八幡神社
久が原東部八幡神社は、東京都大田区の、東急池上線の久が原駅より東へ徒歩12分の地に位置する鎮守社。
奈良時代の天平神護元年(765)創建。
小規模な神社であるが、社殿は江戸末期のもので、大田区の文化財に指定されている。
社殿(拝殿、幣殿、覆屋内の本殿)は江戸末期(本殿は1844年、拝殿は1862年)の建立で大田区指定有形文化財。
拝殿は茅葺きだったころの形を維持したまま銅板葺きとなっている(茅葺きだった頃にこういう形状であった拝殿は東京周辺には多数あったが、その多くは銅板に葺き替えられた際に形状が変更されている)。
神楽殿は新井宿春日神社より昭和10年移築。
明治の神仏分離までは本光寺(大田区久が原2-19-17)が別当寺であった。