新井宿春日神社
新井宿春日神社は、東京都大田区の、JR京浜東北線の大森駅より南西へ徒歩14分の地に位置する鎮守社。
鎌倉時代に奈良・春日大社を勧請して創建。
端正な社殿は第二次大戦の戦禍を免れた昭和初期のもの。
表参道の鳥居はいわゆる春日鳥居の形状。
神楽殿は、昭和13年に旧社殿を改造したもの。
拝殿は昭和13年建立。
本殿も昭和13年建立。この写真は背後から見たもので、形式は隅木入りの春日造である。このほか、境内の稲荷社も昭和13年建立。
例大祭
当社の例大祭は6月中旬で、隔年で宮神輿が渡御する。また、露店もかなり多く出店する。この行事に関する詳細は「新井宿春日神社 例大祭」の記事を参照。
他所へ移築された神楽殿
現在の神楽殿は昭和13年に建立されたが、その前の神楽殿は昭和10年に久が原東部八幡神社へ移築され、現存する。
明治の神仏分離令までは、善慶寺が別当寺を務めた。