蓮光院
蓮光院は、東京都大田区の、東急多摩川線の下丸子駅より南西へ徒歩3分の地に位置する真言宗智山派の寺院。正式には寿福山蓮光院円満寺。
創建年代は不詳で、室町末期頃(16世紀)に中興された。
山門は小大名格の武家屋敷門を移築したものであり、東京都の文化財に指定されている。
山門は江戸末期に建てられた小大名格の武家屋敷門を昭和14年頃に移築したもので、東京都指定有形文化財。
岡山藩主池田家下屋敷または芝の毛利邸から移築したとの伝承がある。また岡山生坂藩江戸上屋敷表門を移築したとする資料もある。
山門は閉ざされており、境内に入ることはできない。なお、山門以外の諸堂は第二次大戦後に再建されたもの。
墓地の塀越しに見た本堂など。本堂は前堂と後堂で成り、後堂は外観二重であることが見て取れる。
明治の神仏分離令まで、蓮光院は近くの六所神社の別当寺であった。
下丸子駅の北側には光明寺がある。