駒澤大学 深沢キャンパス
駒澤大学の深沢キャンパスは、世田谷区の、東急田園都市線の駒沢大学駅より南西へ徒歩16分の地に位置する、真言宗智山派の寺院。
当地はもともとは大正年間に三越が福利厚生施設として体育館や運動場を設けた地で、昭和47年には迎賓施設として三越シルバーハウスが整備されたが、平成11年に駒澤大学に売却されその深沢キャンパスとなった。
新しく建てられた校舎の裏には、三越シルバーハウス時代の和館・洋館・茶室を備えた日本庭園が保存されており、桜と紅葉の季節には一般公開される。
洋館と日本庭園は、三越シルバーハウスが開館した昭和47年に竣工。設計はともに吉田五十八。
日本館は昭和57年竣工。
茶室・而今庵(にこんあん)は、日本橋三越本店内に昭和32年に建てられた樹庵(じゅあん)を、昭和47年に移築したもの。