赤城神社
赤城神社は、東京都新宿区の、東京メトロ東西線の神楽坂駅より徒歩1分の地に位置する鎮守社。
牛込総鎮守と称している(なお、牛込総鎮守は穴八幡宮も名乗っている)。
正安2年(1300年)、群馬県・赤城山麓の豪族が当地に移住した際、早稲田鶴巻町に勧請(現在の元赤城神社の鎮座地)。その後、寛正元年(1460年)に太田道灌が牛込見付附近に遷し、更に弘治元年(1555年)に現社地に遷座。
社殿含む境内は、著名建築家の隈研吾による設計で平成22年に完成。
狛犬はスフィンクス型。
神楽殿の中にある御内陣が、菅原道真を祀る末社・螢雪天神。
末社である赤城出世稲荷神社・八耳神社・葵神社の合殿。
赤城出世稲荷神社は、赤城神社遷座の前から当地に鎮座する地主神。
八耳神社(旧称・太子堂)は聖徳太子を祀る。
葵神社(旧称・東照宮)は徳川家康を祀る。
宮神輿は9月中旬の例大祭で、5年ごとに氏子地域を巡行する。
平成22年の境内の再整備に当たり、境内に分譲マンションが建設された(これも隈研吾設計)。
当社の社務所等もここにある。
土地は竣工から70年後に神社に返還される。
例大祭
当社の例大祭は9月中旬で、6年毎に宮神輿が渡御する。この行事に関する詳細は、「赤城神社 例大祭」の記事を参照。
元赤城神社
赤城神社が正安2年(1300年)に創建された当時の社地(現・早稲田鶴巻町)に、元宮に当たる元赤城神社が鎮座する。
元赤城神社
東京都新宿区早稲田鶴巻町568 地図
江戸時代の当社の別当寺は明治維新で廃寺となったが、それ以前に別当寺であった行元寺は品川区に移転現存する。
近くには善国寺がある。