雷電稲荷神社
雷電稲荷神社は、東京都新宿区の、東京メトロ丸ノ内線・副都心線または都営新宿線の新宿三丁目駅より南へ徒歩3分の地に位置する鎮守社。
創建年代は不詳だが、平安時代の永保3年(1083年)頃、源義家が奥州征討途上に当社で雨宿り中、白狐が現れ義家に三度頭を下げると直ちに雷鳴が止み晴れたため雷電稲荷と称するようになったと伝える。また、源義家が創建したとの伝や、近くの天龍寺が遠江国で創建し、江戸に共に移ってきたとも伝える。
昭和3年に経済的理由から花園神社に合祀されたが、実際は旧地に社殿が残っている。
本殿は土蔵造り。戦災焼失を免れたと資料にはあるが、大正6年発刊の書籍の写真とは、(少なくとも拝殿は)全く異なっている。拝殿は少し変則的な形状。