法恩寺
法恩寺は、東京都墨田区の、JR総武線・東京メトロ半蔵門線の錦糸町駅より北へ徒歩10分の地に位置する、日蓮宗の寺院。山号は平河山。
太田道灌が江戸城築城の際の長禄2年(1458年)、城内鎮護の祈願所として平川村(現・平川門あたり)に本住院として創建。後に寺号を法恩寺と改め、慶長10年(1605年)には神田柳原に移転。さらに谷中清水町に移転の後、元禄8年(1695年)に当地に移転。
江戸時代は日蓮宗本国寺派の江戸の触頭だった。
三重塔型の鐘楼がある。
参道沿いには子院が4ヶ寺並ぶ。
本堂は昭和29年建立。
経石塔は昭和7年建立でRC造。三重塔型の鐘楼。経典の一語一語を記した石を奉安しているのでその名がある。
当寺はかつては江戸城内の平川と言う川の近くにあり、この稲荷はその側に祀られていた。
お会式
法恩寺でのお会式(日蓮宗系寺院における宗祖日蓮の法要)は、10月下旬頃の日曜日に催され、万灯練供養は昼間に行なわれる。この行事に関する詳細は「法恩寺 お会式」の記事を参照。