宮前春日神社
宮前春日神社は、東京都杉並区の、京王井の頭線富士見ヶ丘駅より北へ徒歩11分の位置にある鎮守社。江戸前期の万治年間(1658-1660年)創建。
当社では、狛犬ならぬ2対の狛鹿が境内を守るのが特徴。また、社殿は明治時代のもの。
まずツノのある雄の駒鹿が一対。
次にツノのない雌の駒鹿が一対ある。
拝殿は明治10年築。
本殿は明治21年築。神明造風ながら脇障子がある。関東では明治以降にこのような本殿も作られるようになった。ただし当社の本殿は棟持柱なども無いので、神明造の範疇に入れていいのかも微妙。
例大祭は9月中旬。
明治の神仏分離までは、隣の慈宏寺が別当寺であった。