妙正寺
妙正寺(みょうしょうじ)は、東京都杉並区の、西武新宿線の井荻駅より南へ徒歩14分の地に位置する、日蓮宗の寺院。
山号は法光山。
文和元年(1352年)、日祐上人が妙正寺池畔に草庵を結び、三十番神を勧進したのが草創で、その法弟・日延上人が一寺となした。正保3年(1646年)に中興開山。
江戸時代は朱印寺であり、境内は整っている。
正門は昭和56年建立。
本堂は江戸後期の1832年に建立され、昭和6年に改築。
三十番神堂も江戸後期の1859年建立。
鐘楼は昭和38年建立。
西門には注連縄が張られ、三十番神堂へと続く。
墓地を隔てた境内北端には、正一位稲荷と瘡守稲荷の小祠がある。
妙正寺池
妙正寺の北方には、当寺発祥の地となった妙正寺池も残り、一帯は妙正寺公園として整備されている。
また、現在は妙正寺に移されている弁財天像は、かつては妙正寺池の弁天島に祀られていた。
妙正寺公園
東京都杉並区清水3-21-21 地図