荻窪八幡神社
荻窪八幡神社は、東京都杉並区の、JR中央本線・東京メトロ丸ノ内線の荻窪駅より北西へ徒歩20分の地に位置する、旧上荻窪村の鎮守。
寛平年間(889-898年)創建。
回廊に囲まれた端正な社殿を有する。
かつては北参道が表参道であったが、昭和34年に東参道が整備されて表参道となった。
右にある石造の穴は祓門で、潜ることで厄払いする。
神門と回廊は昭和43年の、手水舎は昭和28年の建立。
拝殿は昭和11年建立。
文明9年(1477年)、太田道灌は、石神井城を攻めるに際し、当社にて戦勝祈願を行い、この高野槙を手植えした。杉並区指定天然記念物。
神楽殿は昭和8年建立。
五社宮は、稲荷神社・祓戸神社・須賀神社・琴平神社・御嶽神社の合殿。
昭和34年までは、こちらが表参道であった。
例大祭
当社の例大祭は9月中旬。3年ごとに宮神輿が渡御する。また毎年、町神輿が境内に勢揃いする。この行事に関する詳細は「荻窪八幡神社 例大祭」の記事を参照。