杉並区の江戸期の古民家など
杉並区内の江戸期の古民家などを紹介。
杉並区立郷土博物館
杉並区立郷土博物館は平成元年開館の、杉並区の歴史や民俗を展示する博物館。屋外展示物として江戸期の築である旧井口家住宅長屋門と旧篠崎家住宅母屋が移築されており、共に杉並区指定有形文化財となっている。当館に関する詳細は杉並区立郷土博物館の記事を参照。
杉並区立郷土博物館
東京都杉並区大宮1-20-8 地図
明治天皇荻窪御小休所
明治天皇荻窪御小休所は、JR荻窪駅の南東のビルの一角に保存された、明治天皇が休息した旧中田邸の長屋門と小休所で、寛政年間(1789-1800年)頃の築。中田家は当地の名主で、長屋門は将軍家斉が鷹狩りの際に立ち寄るために造らせたもの。
明治天皇の聖蹟として昭和9年に文部省により史蹟指定されたものの、敗戦後に解除された。
明治天皇荻窪御小休所
東京都杉並区荻窪4-30-5 地図
田中家長屋門
田中家長屋門は、寛政年間(1789-1800年)頃に建造された、村役人であった田中邸の長屋門。田中家は武家ではないながら、この長屋門には出格子作りの武者窓が付いている。
田中家長屋門
東京都杉並区下井草4-12-2 地図
林丘亭
柏の宮公園にある林丘亭は、若狭小浜藩主酒井忠勝が、新宿区矢来町にあった江戸下屋敷に、小堀遠州に命じて寛永年間(1624-1645年)に造営した「峰の茶屋」と伝える。江戸末期に水屋や点前席を増築した。当地へは昭和34年移築。
当所に関する詳細は「柏の宮公園 日本庭園」の記事を参照。