立教大学 旧江戸川乱歩邸
旧江戸川乱歩邸は、東京都豊島区の、東京メトロ有楽町線・副都心線の要町駅より東へ徒歩6分の地にある、文豪・江戸川乱歩(1894-1965年)の旧邸。池袋駅からも近い。
乱歩の東京での26番目の住居で、昭和9年より同40年の没年までここを住まいとした。この邸宅は大阪市在住の坂家の別宅として建てられ、その後に借家となって昭和9年からは乱歩が住み、昭和27年に乱歩の所有となった。
現在は立教大学の江戸川乱歩記念大衆文化研究センターとして公開されている。
主屋は大正10年竣工だが、昭和32年・51年に大きく増改築され、原型はほとんど残っていない。
土蔵は大正13年竣工で、こちらは原型を保っている。乱歩はこの土蔵を書斎兼書庫として利用した。豊島区指定有形文化財。