池袋氷川神社
池袋氷川神社は、東京都豊島区の、東武東上線の下板橋駅より徒歩6分の位置に鎮座する、旧池袋村の鎮守。
鎮座年代は不詳で、文献上の初出は天保元年（1830年）であり、少なくともそれ以前の鎮座ということになる。
社殿は第二次世界大戦の空襲で焼失し、戦後に鉄筋コンクリートで再建されたもの。
応神天皇・菅原道真・日本武尊を祀る境内社は変則的な形状。神明造だが、脇障子があり、また庇が前後で長さが異なるといった、流造に見られる要素が取り入れられている。
池袋富士は明治45年築造。豊島区指定史跡。毎年7月1日と7月第1日曜日のみ登拝可能。
境内には土俵もある。7月頃に青少年相撲大会と銘打って、小中学生の相撲大会が開かれる。
神輿蔵のいくつかは大谷石製。
お山開き
毎年7月1日にはお山開き（浅間神社例祭）として、常には登ることができない富士塚に登拝できる（この日のほか、7月第1日曜日にも登拝が可能となった）。この前日から夏越の祓で茅の輪が設けられ、この両日には住民らにより朝顔市と縁日の模擬店が出る。この行事に関する詳細は「池袋氷川神社 お山開き」の記事を参照。
青少年相撲大会
7月の週末には青少年相撲大会が開かれる。土曜日は地元小学校の対抗戦、日曜日は幼児から小学生までの学年別の取組がある。
当社の例大祭は9月中旬。