吉原弁財天本宮
吉原弁財天本宮は、東京都台東区の、東京メトロ日比谷線の入谷駅より東へ徒歩10分の地にある。吉原遊郭街にある吉原神社の飛地境内で、その近くに鎮座する。
昭和9年に吉原神社の飛地境内となった。
社殿のほか、立派な吉原観音などがある。
大型の築山の上に立つ吉原観音は大正15年の建立。
神社とは言え社殿内には弁財天の仏像が祀られている。
吉原神社
吉原神社は、明治5年に吉原遊郭の守護神であった稲荷社5社(玄徳稲荷社、榎本稲荷社、明石稲荷社、開運稲荷社、九郎助稲荷社)を合併した神社。
なお、これら5社のうち、九郎助稲荷は和銅4年(711年)創建とも伝え、この伝承だと江戸でも最古の稲荷の1つである。江戸の古い稲荷については文京区の妻恋神社の記事を参照。
社殿は戦後の鉄筋コンクリート建築。
初詣
例大祭
例祭は毎年5月の第3金曜から日曜で、これは、氏子区域を接する浅草神社の三社祭と同じ日程。
土曜夕刻には神輿渡御が行なわれる(実は見に行ったのだが、朱引き図も貼られておらず、神輿の行列を発見できなかった)。