広徳寺
広徳寺は、東京都あきる野市の、JR五日市線の武蔵五日市駅より南西へ徒歩30分に位置する、臨済宗建長寺派の寺院。応安6年(1373年)創建。
江戸期に建立された諸堂が立ち並び、うち総門、山門、本堂、玄関・庫裏は茅葺きを維持している。また境内は東京都指定史跡となっている。
茅葺きの総門は江戸後期の19世紀前期の築。あきる野市指定有形文化財。
同じく茅葺きの山門は1720年築。あきる野市指定有形文化財。
1765年築の本堂と1780年築の庫裏・玄関は連結されている。これらも茅葺き。
鐘楼は1759年建立。
経蔵は1786年築。
本堂背後には池などの庭園が整備されている。
本堂背後にあるタラヨウは東京都指定天然記念物。境内には他に、同じく都の天然記念物に指定されているカヤもある。