戸倉三島神社
戸倉(とくら)三島神社は、東京都あきる野市の、JR五日市線の武蔵五日市駅より西へ車6分(徒歩なら36分)の地に位置する鎮守社。
天徳2年(958年)、伊豆国三島明神を勧請して創建。
中世に戸倉城が築かれた城山(標高434m)の中腹に鎮座しており、当社は戸倉城の鎮護として崇敬されたと伝える。
社殿も見どころが多い。
本殿の築年は不詳。全体的に中世風だが、部分的に江戸期の特徴がある。あきる野市指定有形文化財。
末社・武多摩(ぶたま)神社の本殿は江戸中期の建立で、あきる野市指定有形文化財。
当社は江戸期は不動堂だったが、明治元年に神仏分離で神社となった。
武多摩神社の向拝には天井絵がある。
熊野社は、小規模ながらも相殿造(独立した本殿を連結した造り)であり、割と珍しい。