貫井神社
貫井(ぬくい)神社は、東京都小金井市の、JR中央線の武蔵小金井駅より西へ徒歩20分に位置する鎮守社。
国分寺崖線沿いにあり、池を中心とする風光明媚な境内を有する。
安土桃山時代の天正18年(1590年)創建。江戸時代は貫井弁財天と呼ばれ、明治2年に厳島神社に改称。明治33年には南東方にあった厳島神社などを合祀し貫井神社に改めた。なお、合祀された方の厳島神社は江戸時代、貫井弁財天を上弁財天とするのに対して、下弁財天とされていた(現在は下弁財天の旧地には、貫井神社の境外社として弁才天の祠が立つ)。
社殿は昭和61年築。拝殿・幣殿・本殿を連結した権現造。
境内は国分寺崖線沿いにあり、泉が湧く。
明治維新の神仏分離までは、隣りの真明寺が別当寺であった。
例大祭は9月中旬。