おたかの道湧水園
おたかの道湧水園は、東京都国分寺市の、JR中央線の西国分寺駅より南東へ徒歩15分に位置する、資料館兼庭園。
当地の名主を務めた本多家の跡で、その長屋門と蔵が残る。
国指定史跡・武蔵国分寺跡の範囲内にあり「市立歴史公園 史跡武蔵国分寺跡(国分寺崖線下地域)」として整備されており、敷地内には七重塔の縮小模型や、武蔵国分寺跡資料館もある。
長屋門は江戸後期(1848年以降)の築。国登録有形文化財かつ国分寺市重要有形文化財。
本多家の表門兼先代当主隠居所として建立された。
倉は明治338年築で、昭和8年にモルタル洗出し仕上げに改修。国登録有形文化財かつ国分寺市重要有形文化財。
庭園もあまり整備されていないがある。また北方は国分寺崖線となっており、湧水源もある。
庭には古代国分寺の七重塔推定図に基づいた1/10スケールモデルが立つ。平成5年に市に寄贈されたもの。
敷地内にある武蔵国分寺跡資料館には出土品や、古代国分寺の伽藍の模型がある。