円通寺
円通寺は、東京都清瀬市の、JR武蔵野線の新座駅より西へ徒歩31分に位置する、真言宗豊山派の寺院。正式には清水山観音院円通寺。
南北朝時代の暦応3年(1340年)創建。山門と長屋門が並び立つなど、境内は整っている。
毎年5月3日に当寺で藁の大蛇が作って近くの木に掛ける行事があり、都の無形民俗文化財に指定されている。
長屋門は江戸後期の1844年上棟。清瀬市指定有形文化財。
下宿の「ふせぎ」行事
毎年5月3日、円通寺において16mと2mの藁製の大蛇を作り、近くの道の木 [地図] に掛ける。これは藁製の蛇を村境に取り付けて疫病や悪魔が村内に入るのを「ふせぐ」行事で、江戸末期には行われていた。下宿の「ふせぎ」行事として東京都指定無形民俗文化財となっている。