下山八幡神社
下山八幡神社は、東京都青梅市の、JR青梅線の日向和田駅より北西へ徒歩17分の地に位置する、吉野梅郷の鎮守。
平安末期の長久2年(1041年)創建。
本殿は比較的規模が大きく、市の文化財に指定されている。また境内社飯縄神社の鳥居も若干珍しい。
当地(吉野梅郷)はかつては名の知れた梅の名所であり、当社の参道沿いにも梅が並んでいたが、平成末期に疫病が侵入したため全て伐採された。
拝殿は明治34年建立。
本殿は1755年建立。この地域の神社の本殿としては規模が大きい。青梅市指定有形文化財。
境内社飯縄神社の鳥居は、珍しい角柱で構成された神明鳥居。
飯縄神社の急峻で細長い参道を登ると、小祠がある。
飯縄神社以外の境内社には、薬師神社や六所稲荷神社がある。
当社の例大祭は10月中旬で、青梅市指定無形民俗文化財の獅子舞が奉納される。