宗建寺
宗建寺(そうけんじ)は、東京都青梅市の、JR青梅線の青梅駅より南東へ徒歩6分の地に位置する、臨済宗建長寺派の寺院。山号は仙桃山。
室町時代後半に浄土宗寺院として創建され、次代の住職が臨済宗に改めた。
境内には三重小塔や、池辺に建てられた土蔵造の妙音堂もある。
山門左脇の鐘楼は、江戸後期に当たる19世紀初期の建立。
本堂は明和年間(1764-1772年)の建立。
本尊は毘沙門天。
三重小塔は平成元年建立。
池を見下ろす築山には妙音堂がある。
妙音堂は土蔵造。伎芸神である弁才天を祀る。
妙音堂の前にある庚申塔はあまり見かけないタイプ。
明治維新時の神仏分離まで、当寺が千ヶ瀬神社の別当寺であった。