国営昭和記念公園
国営昭和記念公園は、東京都の立川市と昭島市に跨る広大な国営公園。出入口が複数あり複数の鉄道駅からアプローチ可能だが、最短はJR青梅線の西立川駅で、北へ徒歩2分。
米軍から返還された立川基地跡に、昭和天皇御在位五十年記念事業の一環として昭和58年開園し、その後も断続的に整備が続いた。
165.3haもの広大な敷地には様々な施設が整備されている。
広大な敷地ゆえ様々な花が楽しめる。
こもれびの里
「こもれびの里」は昭和30年代の武蔵野の農村風景を再現したゾーン。
狛江の名主であった石井家の、主に江戸時代に建てられた旧宅が移築されている。
長屋門は文化文政期(1804-1830年)頃の築。立川市指定有形文化財。
主屋は18世紀後半頃の築。立川市指定有形文化財。
主屋の背後にある内蔵は明治初期の築。立川市指定有形文化財。
外蔵はあきる野市から移築(石井家ではない)。建築年代は不詳。
日本庭園
日本庭園は平成9年開園。広大な回遊式池泉庭園の一角には盆栽苑も設けられている。
盆栽苑は日本庭園内に平成16年開設。
著名な建築家設計の建造物
「みどりの文化ゾーン」内の「花みどり文化センター」は伊東豊雄らの設計で2005年竣工。
「こどもの森」内の「霧の森」は北川原温の設計で1992年完成。ここに定期的に霧が流れる。なお、ここは昭島市内である。