徳願寺
徳願寺は、千葉県市川市の、東京メトロ東西線の妙典駅より北西へ徒歩7分の地に位置する、浄土宗の寺院。正式には海蔵山普光院徳願寺。
安土桃山時代の慶長5年(1600年)に普光院として創建され、同15年(1610年)に徳願寺と改めた。
市の文化財に指定されている山門、鐘楼、経蔵をはじめ、堂宇は揃っており、境内は美しく整備されている。
山門は江戸中期の1775年建立。市川市指定有形文化財。山門に安置されている仁王像は葛飾八幡宮の随神門から移したもの。
本堂は大正15年建立。
袴腰の鐘楼は1775年頃の建立。市川市指定有形文化財。
経蔵は明治20年建立。市川市指定有形文化財。
経蔵に収められた八角輪蔵は、明治19年に市内の総寧寺より移築。