本土寺
本土寺(ほんどじ)は、千葉県松戸市の、JR常磐線の北小金駅より北へ徒歩9分の地に位置する日蓮宗の寺院。山号は長谷山。
日蓮宗49本山の一つ(日蓮・法華宗諸派のうち教団「日蓮宗」には、総本山久遠寺の下に、七大本山と49本山があり、合わせて57本山とも称する)。
鎌倉時代の建治3年(1277年)、既存の地蔵堂を移して法華堂とし、本土寺を創建。
堂宇が並ぶ広大な境内は美しく整備されており、特に3月末頃の桜、6月の花菖蒲・紫陽花や11月の紅葉の季節は美しく、この期間のみ有料公開となる。
仁王門は江戸前期の慶安年間(1648-1651年)建立。
五重塔はRC造で平成3年建立。インドより贈られた仏舎利を千体仏と共に安置。
開山堂は昭和52年建立。
本堂は、江戸前期の1651年に祖師堂として建立され、明治15年に本堂に転用されたもの。昭和52年に拡大改造。
妙朗堂は大正末期の建立。
瑞鳳門は江戸後期の1821年建立。
像師堂は京都開教の祖日像を祀る。昭和28年改修。
日像生誕時に泉が湧きそれを産湯としたので日像菩薩誕生水とも言う。この水を飲むと病気が治り乳の出が良くなるという。
RC造の宝物殿は昭和5年竣工。
開山門は、部材のうち2本の丸柱は鎌倉時代の1277年のものだと伝える。
開山門の背後には茶室がある。なお、当寺には潤華庵(昭和16年竣工、昭和51年改造)、奇峰洞(昭和52年竣工)、香風廬(昭和50年竣工)、拾水軒(昭和50年竣工)、宝樹庵(昭和51年竣工)といった茶室がある。
本土寺 公式HP
[有料期間] 時間:9:00-16:30 拝観料:500円
[その他の期間] 時間:5:00-17:00 拝観料:無料
[その他の期間] 時間:5:00-17:00 拝観料:無料
千葉県松戸市平賀63 地図
アクセス:JR常磐線 北小金駅より徒歩9分
JR北小金駅の反対側には東漸寺がある。