流山赤城神社
流山赤城神社は、千葉県流山市の、流鉄流山線の平和台駅より西へ徒歩9分の地に鎮座する鎮守社。
創建年代は鎌倉時代とも伝える。社殿が立つ丘は群馬県の赤城山の一部が流れ着いたものとの伝説があり、山が流れてきたのが「流山」の語源とも言う(異伝に、流れてきたのは赤城山の御札とも言う)。
社頭に巨大な注連縄が掲げられることで知られる。
大しめ縄は直径40cmの注連縄3本を撚り合わせて、長さ6.5m、太さ1m、重さ500kgとしたもの。
社殿が立つ丘(標高15m)は群馬県の赤城山が噴火した際にその土塊が流れ着いたと伝える。また社叢林は流山市指定天然記念物。
拝殿は明治42年頃建立。
本殿は江戸後期の1789年建立で流山市指定有形文化財。壁面全面に彫刻がはめ込められているが、屋根以外は覆われており見ることは出来ない。
大しめ縄行事
社頭の大注連縄を作り掲げる行事は、10月第2日曜に「赤城神社の大しめ縄行事」として行われる。流山市指定無形民俗文化財。
当社の例祭は、その翌週の週末(10月第3土日曜日)に行われる。
明治維新時の神仏分離まで、隣の光明院が当社の別当寺を務めた。
近くには一茶双樹記念館などがある。