駒木諏訪神社
駒木諏訪神社は、千葉県流山市の、東武野田線の豊四季駅より北西へ徒歩6分の地に位置する鎮守社。
平安時代の大同2年(807年)、大和からの開拓民が創建。
鬱蒼と木々が茂る参道沿いに祠や彫像が散在する、特徴的な境内を有する。
明治維新時の神仏分離までは、成顕寺を奥ノ院として、当社は拝殿だっという。
随神門は平成17年建立。
社殿構成は、1846年築の拝殿と幣殿、1826年築の本殿を連結した権現造の社殿(流山市指定有形文化財)であった。現在はさらに、昭和49年に外拝殿・内拝殿・祝詞殿を、昭和56年に土間拝殿を追加した複雑な構成になっているが、木が生い茂り全貌は良く見えない。
正面の摂社姫宮神社は諏訪大神の妃神である八坂刀売神を祀る。社殿は昭和50年改築。
8月22~23日に例大祭が催され、22日には宮神輿の渡御(神幸祭)、23日には例祭の式典が催される。例大祭の日程は、旧別当寺で奥ノ院とされる成顕寺の諏訪大明神大祭と同一となっている。