清瀧神社
清瀧(せいりゅう)神社は、千葉県浦安市の、東京メトロ東西線の浦安駅より南へ徒歩6分の地に位置する鎮守社。
建久7年(1196年)創建。
祭神は海神である大綿積神。
壁面全面に彫刻が施された本殿や富士塚、日本最初の水準測量の標石の一つなどがある。
拝殿は明治29年建立。
本殿は江戸末期の1855年建立。壁面全面に彫刻が嵌め込まれている。浦安市指定有形文化財。
本殿の脇にある石門。このタイプの石門は大名一族の墓所で良く見かけるが、神社では珍しい。
富士塚は、形ばかりの山があったのを大正11年に現在のように築造。
覆屋内には小祠が2基収められている。
覆屋内には小祠が3基収められている。
堀江水準標石は、江戸川・利根川の水準測量に際して明治5年に設置された、日本最初の水準測量の標石の一つ。土木学会選奨土木遺産。
当社には八棟造の宮神輿が2基あり、左の白木神輿が昭和4年の、右の塗り神輿が大正12年の製作。
4年毎に催される浦安三社例大祭(浦安三社祭)で渡御する。
明治維新の神仏分離令までは、隣接する宝城院が当社の別当寺であった。
近くには大蓮寺、旧宇田川家住宅 & 旧大塚家住宅 & 旧濱野医院などがある。