赤塚諏訪神社は、東京都板橋区の赤塚地区の、都営三田線の新高島平駅より南へ徒歩15分の地に鎮座する、下赤塚の鎮守。当社についての詳細は赤塚諏訪神社の記事を参照。
当社とその南方にある八幡神社では、3月中旬に三匹獅子舞が奉納される。
赤塚諏訪神社 獅子舞
赤塚諏訪神社の三匹獅子舞(板橋区指定無形民俗文化財)は江戸時代初期の延宝元年(1673年)に村民が、下野国で広く流行していた三匹獅子舞を日光で習得したことによると伝える。この獅子舞は五穀豊穣、悪疫退散、害虫除けを祈願して行われるもので、3月中旬に催される赤塚諏訪神社の春季例祭にてまず奉納され、その後、さらに南方の八幡神社に場所を移して納めの舞が奉納される。
祭典終了後、獅子舞の一行は南鳥居から出て東鳥居(表参道鳥居)より再び境内に入る。
社殿前で舞われる獅子舞は、農作業や子孫繁栄の様子を表したもの。
八幡神社 獅子舞
赤塚諏訪神社での獅子舞が舞われた後、松月院境外仏堂である大堂に隣接する八幡神社に場所を移し、納めの舞が奉納される。