旧秋元別邸
旧秋元別邸は、群馬県館林市の、東武伊勢崎線の館林駅より東へ徒歩22分の地に位置する古民家。
館林城の八幡郭跡を整備した「県立つつじが岡第二公園」内に、館林花菖蒲園とともにある。
建物は当初は上毛モスリン専務・杉村熊三郎の別邸として建てられ、大正期に旧館林藩主家である秋元子爵家の別邸となり、昭和36年に県有となった。
主屋は杉村別邸時代の明治43~45年竣工。左側は座敷、右側は居宅。
離れ座敷は秋元家の東京・駿河台本邸より昭和5年移築。
物置は秋元別邸時代の昭和16年竣工。
秋元神社は秋元泰朝ほか累代の秋元家当主を祀る祖霊社で、江戸時代は三ノ丸御殿内に祀られていた。
現在の社殿は秋元家の東京・駿河台本邸より昭和5年に移築。
館林花菖蒲園
旧秋元別邸の隣接地には、昭和34年に花菖蒲園が整備され、270品種40万本の花菖蒲が植栽されている。