旧島崎藤村邸
旧島崎藤村邸は、神奈川県中郡大磯町の、JR東海道線の大磯駅より南西へ徒歩7分に位置する、文豪・島崎藤村(1872-1943年)の旧居。
藤村は昭和16年に左義長を見学しに大磯を訪れて気に入り、その年のうちにこの長屋を借り受けて翌年には買い取り、同18年に病に倒れ死去するまでの約2年間、ここを「靜の草屋」と名付けて夫人と居住した。
藤村の旧宅は表門、主屋、離れで構成され、大磯町指定有形文化財となっている。
この長屋は町屋園と呼ばれた貸別荘住宅で、大正後期から昭和初期に建造された。
位置的にこれが離れか。離れは藤村没後の昭和20年に静子夫人が建てた。
JR大磯駅付近には他に鴫立庵などがある。