清閑亭
清閑亭(せいかんてい)は、神奈川県小田原市の、小田急小田原線の小田原駅より南へ徒歩15分の地に位置する古民家。
筑前福岡藩主家で貴族院副議長などを務めた黒田長成侯爵(1867-1939年)が明治時代に構えた別邸の跡で、主屋は国の文化財に登録されている。
また敷地内には小田原城の土塁も残されており、国指の史跡に指定されている。
2024年より「小田原別邸料理 清閑亭」として活用されている。
以下の写真は、それ以前に一般公開されていた時のもの。
左端の平屋部分は離座敷、その右の二階建部分は東棟。
一階建部分は西棟(主屋)。離座敷・東棟・西棟の3棟は明治末期から大正初期の竣工で国登録有形文化財。
蔵は昭和16年増築。
敷地内には小田原城の堀と土塁が残り、国指定史跡(「小田原城跡」の一部)となっている。